2016年08月12日

地球温暖化を防ぐ効果があるかもしれない

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地球温暖化問題が叫ばれています。原因としては、二酸化炭素の排出が多いなどが挙げられます。生物が普通に生活するだけで二酸化炭素が出ていきますが、その他にものを生産したり、自動車などの排気ガスからもどんどん出ていきます。
それを防ごうとレジ袋削減などの取り組みがされています。一人が行ってもそれほど影響はないでしょうが、多くの人が行えば効果があるかもしれません。同じように取り組みを広げたいのが畳の普及です。今はマンションなどでは全室洋室のことがあります。
床はフローリングで畳がない状態です。実は畳には二酸化炭素を減少する効果があるとされています。もし、これから建てられる住宅などの床に設置されるようになれば、かなり二酸化炭素を吸収してくれるようになるでしょう。
フローリングの方が掃除がしやすくエコに感じるかもしれませんが、和室もエコに使うことができます。それを知ってもらえれば、もっと利用しようとする人が増えるかもしれません。

洋室に比べると静かに暮らすことができる

今生活をするとき、全く音を感じないことはないでしょう。それぐらい音がします。騒がしくて気になる音のこともあれば、ほとんど聞こえないけども、何もしていないと感じるような音もあります。夜に寝ていると時計の音しかしないような静かな空間はあまりなくなっています。
音が出るのは、住宅の素材にも影響しています。マンションでは、鉄筋コンクリート造りになっています。何もしていないと、音が響きやすくなります。そのために防音や遮音の設備が入れられていることがあります。一方、木造の一戸建ての和室の場合は、あまり音がしないとされています。
テレビなどは洋室に置くことが多いので、イメージとして静けさを感じることがありますが、実際に静かになる要素を持っています。畳の中には空気が含まれていて、その空気が余計な音を吸収します。これは下に対してのこともありますが、部屋の中にいる人に対しても影響を与えてくれます。
もちろん下にも響きにくいメリットがあります。

部屋の中でリラックスすることができる

家電製品の中で空気清浄機と呼ばれるものがあります。空気中の汚れを取ってくれる機械です。エアコンなどは、部屋を冷やしたり暖めたりしてくれるので、明らかに使用感を感じることができます。空気清浄機は、あまり使用感を感じることはありません。
なんとなく咳が少なくなったり、気分が良くなったりなどを感じる程度になります。最近の住宅はエアコンなどを使うときに密閉することがあり、あまり空気の流れがありません。ですからほこりなどが空気中に残りやすくなります。
そのために空気清浄機の必要性が高まっています。でも和室の場合は必ずしも必要でないこともあります。それは、畳が空気の浄化作用を持っているからです。自然の素材なので、呼吸をしています。汚れた空気を取り込み、きれいな空気を排出してくれます。
その他、イグサにはリラックス効果のある香り成分が入っています。鎮痛効果があるとされ、疲れなどを取りやすくなります。心地いい気分になれます。

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