2016年12月22日

和室によく似合う和の色の色使い

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和室と洋室のインテリアではよく使う色の種類が異なります。共通する色もありますが、和室に似合う色は和の色です。和の色は古き日本で使われている和名がついた色でJISの色彩分類でも和の色としています。和の色にはトキのピンクの羽根の色の鴇色、柿の実が熟した色の柿色、明るい青緑の若竹色、黒が灰色がかかった墨色、オレンジ系の弁柄色など、華やかで洋室ではあまり使わない色を使います。

壁や襖、畳縁にいつもとは違う和の色を取りいれることによってインテリアのセンスがアップします。和の色を選ぶときのコツは少し濃すぎるくらいの色がおすすめです。和の色はもともと和室に良く似合う色で、あざやかさが低い色が多いので、濃い色を選んでもしっかりと馴染みますが、グラデーションでまとめることが多い洋室の色使いでまとめると全体的にぼやけた印象になってしまいます。

和の色が使うときには反対色をアクセントカラーにするなどのメリハリを意識します。和の色選びに迷ったときには着物のコーディネートを手本にするとうまくまとまっていきます。