2017年05月31日

夏場は特に和室が涼しくて便利です

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夏の暑い時期は、フローリングで過ごすより、い草のサラッとした感触と、ふんわり匂うい草の香に包まれながら、畳のある和室でのんびりと大の字になって寝転がりたい、そんな気持ちになるのではないでしょうか。

扇風機や冷房を付けて、キンキンに冷えた畳の上で大人買いしたマンガや、買ってもまだ手を付けていない小説なんかを読みながら、ついうとうとしてしまう状況は、この上ない涼しい快適なオトナの夏休みの様な気がします。

暑い夏にわざわざ人の多い観光地や、日に焼けて熱くなる屋外などに、出来れば出かけたくないなと思う人は、女性などは特にきっと多い筈です。ただ子供がいれば、夏休みの家族サービスの一環として、そんな所にも連れて行かなければなりませんが、出来れば快適な和室でゴロゴロ寝て過ごしたいのが本音といったところでしょう。

キレイに掃除機がかけられていて、塵ひとつない和室と言うのが大前提になりますが、そんな涼しい御部屋で快適に過ごしながらついうとうとしてみたいと思うのは、大人も赤ちゃんも一緒かも知れません。そうです、畳のお部屋の良い所は、小さな赤ちゃんがいる御家庭などでもとても使い勝手が良く重宝する点かも知れません。

広い何もない空間ですから、まだはいはいしか出来ない様な赤ちゃんをゴロンと寝そべらせておくのにもとても最適な空間になっています。ソファなどのある洋室は、ゴロンと寝転がせておいても、寝返りを打った瞬間、フローリングに落ちて、おでこを打ってしまったとか、打ち所が悪ければ、怪我にもつながりかねません。

周りには他にも家具などが沢山ありますし、意外と危ないのでリビングはひやひやしてしまいます。ですから気を付けなければなりません。畳の上ならあまり家具って置かれていませんから、安心です。ただ、障子や襖には気を付けなければならないかもしれません。何もない空間は、子供達の恰好のプロレスリング代わりになってしまいます。特に男の子は、暴れるのが大好きですから、オーバーヒートして、襖や障子をびりびり破ってしまったなんて経験のある人もきっと沢山いるのではないでしょうか。暑い夏の、帰省した田舎のおばあちゃん家の出来事あるあるの一つかもしれません。意外と、夏にまつわる想い出が沢山あるのは、涼しいからこそ、家族が集うからかもしれません。正座して座っても、フローリングだと汗でベタベタしますが畳の上ならサラッとしていて、涼しくて快適です。