2017年07月29日

洋室ばかりの住宅建設はなくなりつつある

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

住宅建設において、一時は洋室ばかりの住宅が多くなったこともありました。ですが、日本人には和室が落ち着くと言うこともあり、復活の目を見るようにもなって来ています。また畳の使い方も琉球畳を使うなどの、お洒落感覚を利用する住宅も増えて来ています。

畳の部屋を上手に使う方法を考える

今、住宅を建てる時、和室をなんのために作るのかと言うことで、悩む人が多くなっています。ただ、ブームだからといって一部屋用意しておけば良いと言うものでもありません。不必要な部屋を作ってしまうと、費用が無駄になる上、住宅そのものが歪な使い方をしなければならなくなってしまいます。

この部屋を作る理由として多く挙げらるのが、誰が泊まりに来た時と言われます。寝室代わりになることから便利な部屋になるのですが、普段全く使用しないのであれば、やあり無駄なものと考えてしまうのではないでしょうか。

そんなことのないように、将来は両親と一緒に住むために用意しておくと言う考え方をすることも大事になって来るのでしょう。

ニ階建て住宅が多い時の部屋の配分の考え方

日本の住宅は土地を広く活用出来ないことから、二階建て住宅が多くなります。そのため子供部屋は、どうしても2階に作りがちですが、子供が小さい時の昼寝の場所として利用する方法もあります。

わざわざ2階へ行く必要もなく、キッチンにいながらでも、心配する必要がなくなります。畳の部屋ですから、簡単に横になることが出来、昼寝には最適な環境とも言えるのでしょう。また、子供が独りで遊ぶ場としても、フローリングでないこともあり、転等してのケガ等の心配もないと考えられます。

飛んだり、跳ねたりすることが楽しい子供には、畳の柔らかさが丁度良い受け皿になるのでしょう。安心して見ていることが出来るのではないでしょうか。

湿度を下げることで涼しくなる部屋に

住宅を建てた以上は、小さくとも坪庭が欲しいと考える人も多いのでしょう。そんな時、畳の部屋から濡れ縁を作ることで、日本風の味も出来、風流な姿が出上がることになります。夏の暑い盛りでも、涼しげな風景が出来上がることになり、冷たいお茶を飲みながら過ごすと言った時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか。

そして敷かれた畳には優れた特性があり、暑さによる湿度などが上がると湿度を吸収し、湿度が下がると湿度を放出することで、快適な状態を保つ役目も担ってくれます。

更には、断熱性も働くことから涼しい環境を作ると供に、吸音性にも優れています。畳を利用することで、快適な部屋作りが出来ることになると、言って良いのでしょう。