2017年09月09日

日本伝統の室内で畳の敷いてある部屋が和室です

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和室とは元来、日本の伝統的な部屋となります。一番分かりやすいのが畳の敷いてある部屋と言う事になります。基本的に戦国時代から明治、大正、昭和の時代まではこの伝統的な畳の部屋が日本家屋としては一般的です。畳が敷いてあり、そして四方には柱があり、その柱を主にして襖があります。

この襖は隣の部屋との仕切りと言う事になっています。そして部屋の外と仕切りられているのが障子です。そして和室の象徴となるのが上座と言う事になります。畳の場所より区別されており、その部屋としては一番品格のある場所とされています。

日本建築の場合、和を重んじる室内としては天井すらも綺麗な木目の素材の木材を使用されています。部屋の中央には座卓が設置されてあり、これにも種類がかなりあります。一般家屋でも目にしますが、上品な素材の木材で拵えられた座卓はかなり頑丈に作られており室内の品格を醸し出しているとも言えます。

そして何よりも他の部屋との仕切りに使用されている襖ですが、これだけは単に素朴な紙を使われている場合もありますが、その殆どは和紙を使用されており、絵柄がかなり贅沢なデザインが多いです。単一のデザインもありますが、部屋を仕切る訳ですから四枚が必要です。絵柄が四枚で一枚の絵柄と言う場合もあります。気品がある訳です。