畳の上にじかに腰を下ろせる和室は、日本人にとって心が安らぐ場所の一つです。あぐらをかいたり正座をするなど色々な座り方ができますが、長時間座るとなると座椅子があった方が快適です。背もたれがあるため猫背にもならず、疲れにくいのは魅力と言えます。
デザイン的にも和風のものが多く、室内の雰囲気に合わせたものを買うと違和感がありません。とりあえず数を揃えたいのであれば、木材を曲げて作ったシンプルな製品がおすすめです。価格が安いため、たくさん購入しても負担となることがありません。
座る部分に穴が開いている製品なら、座布団を敷いても滑りにくくなり使いやすいです。本体が薄く作られている点も、重ねて収納できるという利便性につながっています。少し高級な座椅子が欲しい方には、リクライニング式のものがあります。
背もたれは本格的な椅子のように高く作られており、後ろに倒すことでゆったりと座れるのが特徴です。座面が少し上がっているため、あぐらで座るのと比べると足への負担を減らすことができます。サイズが若干大きくなってしまうものの、折りたたみできるタイプを選べば収納スペースもとりません。
腰を完全におろしてしまう和室では、立ち上がる際に大変と感じる方が多いかもしれません。そんな方には、肘掛けが付いたコンパクトな座椅子が便利です。厚めの木材でしっかりと作られた肘掛けがあるおかげで、楽に立ち上がることができます。小さめに作られているため、和室の雰囲気を損なうこともありません。